間々田八幡宮(ままだはちまんぐう)は、栃木県小山市間々田にある由緒ある神社で、地域の歴史と文化に深く根付いています。天平年間(729年〜749年)の創建とされ、約1300年の歴史を持つ神社です。
主祭神とご利益
間々田八幡宮は、誉田別命(応神天皇)と息長帯姫命(神功皇后)を主祭神として祀っています。誉田別命は戦の神、息長帯姫命は国家安泰や子孫繁栄の象徴とされており、この神社は勝負必勝、厄除け、そして安産・子孫繁栄などのご利益があると信じられています。
境内の見どころ
約2万坪の広さを持つ境内には、豊かな自然が広がり、参拝者や地元の人々の憩いの場となっています。
- 弁天池:境内にある弁天池は、静寂に包まれた美しい池で、池の周りには四季折々の花が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。
- 頼朝手植えの松:源頼朝が植えたとされる松の木があり、歴史の息吹を感じることができます。
- 芭蕉句碑:俳人松尾芭蕉が詠んだ句碑があり、文化的な意義も感じられる場所です。
- 間々田八幡公園:境内の一部は公園として整備され、地域住民や観光客の散策やピクニックにも利用されています。
間々田のじゃがまいた
間々田八幡宮で特に有名な行事が、毎年5月5日に行われる「間々田のじゃがまいた」です。「じゃがまいた」とは「蛇が舞った」に由来すると言われ、五穀豊穣や疫病退散を願う伝統行事です。この行事は地域の信仰や文化を象徴しており、巨大な蛇の形をした藁を作り、神社の境内を練り歩きます。2019年に国の重要無形民俗文化財にも指定されており、毎年多くの参拝者が訪れ、地域の人々にとっても特別な日となっています。
御朱印と祈祷
間々田八幡宮の御朱印は月替わりでデザインが変わり、訪れるたびに季節ごとの特色を楽しむことができます。特に春の桜や秋の紅葉シーズンには、風景に合わせたデザインが人気です。また、厄除けや安産祈願などのご祈祷も行われ、地元住民のみならず、遠方からの参拝客にも親しまれています。祈祷の詳細や予約は公式サイトや神社の窓口で確認できます。
アクセス
間々田八幡宮は、JR間々田駅から約2.5kmの場所にあり、車で訪れる場合も便利です。境内には広い駐車場が設置されているため、ゆっくりと参拝や散策を楽しむことができます。また、徒歩や自転車で訪れる方も多く、自然豊かな風景を感じながら神社に向かうのもおすすめです。
まとめ
間々田八幡宮は、栃木県小山市の自然と歴史を感じることのできる場所で、地域の信仰や文化の中心的な存在です。境内の美しい景観、豊かな自然、そして歴史ある行事や御朱印など、訪れる人々にさまざまな魅力を提供しています。
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